我が町の特産品に「梅」があります。梅にはクエン酸が多く含まれ疲労回復に効果があります。一般的には梅といえば梅干しですが、漬け込んだり、天日干しをしたりと手間暇がかかりますので、面倒な方は梅ジャムにしてご利用してください。これが梅か?と感じるほど美味しく召し上がれます。
まず梅をきれいに洗いますが、ジャムを作るので熟して黄色くなっている梅がベストです。
きれいになった梅をナベに入れて2〜3分煮込み沸騰させると梅の川がが割れてきましたらOKです。
ナベから出した梅を裏ごしします。


この先は通常のジャム作りと一緒で、砂糖は裏ごしした梅と同量にしています。

弱火でトロトロ煮込んでできあがりです。


このとおり甘酸っぱくてクエン酸タップリの梅ジャムができ上がります。無添加なので瓶に詰めたら後は冷蔵庫に保存してください。
梅の効能
梅には多くのクエン酸が含まれていて疲労回復、疲労防止に効果があるといわれています。腸から吸収された食物は分解されて炭酸ガスと水になりその間にエネルギーが生み出されますが、このサイクルが回転しないと多量の乳酸がたまり慢性疲労に陥ってしまいます。このサイクルを円滑にするのがクエン酸です。特に、日本人が慢性的に不足している栄養素がカルシウムといわれていて、カルシウムが不足すると骨がスカスカになりいわゆる骨粗しょう症になりやすいといわれています。しかし、カルシウムは非常に吸収されにくい栄養素であるため、吸収率を高める必要があります。お弁当に梅干しを入れると腐敗しにくいということは良く知られていますが、これと同じように梅干しの酸は腸内の病原菌を殺菌し繁殖を押さえる効果があるといわれています。
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