秋になるとサルナシの実がたくさん目に付きます。10月頃から軟らかくなりそのまま食べてもキウイと同じ味です。小粒ですが収穫に苦労はありません。とても美味しいですよ。
これがサルナシです。日本に古くから自生しているキゥイだと思ってください。
蔓性の植物でこの辺の山にも自生していますが、東北に行くとたくさん目に付きます。
枝の先端を20cm程切り、挿し木をして大きく育てました。
食べごろになると実に皺が寄ったようになり触るとやわらかいです。
一度に熟さないので少しづつ摘んでおきます。


先端に花の跡が残っていますので包丁で切り落とします。


一般的にはそのままジューサーにかけるようですが、私は皮が気になるので絞るようにして実だけを使います。
熱を加えると緑色が薄くなりますが、添加物は使いません。

砂糖を加えて強火で10分でトロトロです。


瓶に詰めてできあがりますが、無添加なので冷蔵根にて保存してください。

サルナシの効能
サルナシの果実はビタミンCを多く含み、強壮薬とされていたようです。解熱作用もあり、風邪気味のときは生で食べると良いそうです。サルナシは猿が我を忘れて食べることから「サルナシ」と名付けられたとの一説もあるくらいで、猿がサルナシを穴にためて発酵させたのが「猿酒」といわれています。
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