">
冬になると冬イチゴが山でたくさん採れます。時間をかけて丁寧に摘んできて、一生懸命につくります。仲間たちに美味しいと言われ、嬉しくてたくさん作ります。
見るからに美味しそうでしょう。
孫と散歩をしていたら写真のフユイチゴがたくさん実っていました。

直径が1cmにも満たない大きさですが、赤くなって透明感が出たら収穫します。
アップにするとこんな感じで、採るのが大変です。
小学2年の孫と2人で夢中になって2時間程採った成果です。
ゴミが多いので何度も何度も丁寧に洗います。

お湯を入れて砂糖を少しふりかけたら、一気に加熱します。
沸騰すると鍋の回りにフユイチゴの綿毛みたいなものが張り付きますので、丁寧に取り除きます。
取り終わったら火を止めて別の鍋に
裏ごしして邪魔な実を取り除きます。


写真ではわかりづらいですが、プロではないので、家にあるキッチンペーパーで不純物を取り除きます。
だいぶ綺麗になります。

好みの甘さに砂糖を加え、沸騰させないように弱火でトロトロと煮込みます。
アクがでますので丁寧に取り除きましょう。
砂糖は好みですが、とても酸っぱいのでちょっと多めくらいが良いと思います。

弱火で2時間ほど煮込みますと、粘りが出てきますので、火を止めて冷やしますとちょうど良い堅さになります。





百円ショップで買ってきたに詰めてできあがりですが、無添加なので冷蔵庫にて保存してください。
慣れない方は酸っぱいかもしれません。



フユイチゴの効能
フユイチゴは他のイチゴと違ってフユに熟すので冬苺。別名の寒苺には果実にクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ブドウ糖、ガラクトーズ、アラビノーズ、グルタミン酸、グリシンアスパラギン、ビタミンCなどを含み、疲労回復、美肌、食欲増進、強精・強壮に良いといわれています。採取時期は11月中旬から1月あたりまでで赤く熟した果実をつみ取ります。効能は老化防止、強精・強壮の効果があると言われています。ジャムにしたり、イチゴ酒として利用されています。ジャムは甘酸っぱく美味しいですし、イチゴ酒は癖がなくソフトです。
類似のイチゴ
バライチゴ クマイチゴ キイチゴ ナワシロイチゴ
これらのイチゴも山にたくさんあるので、同じようにジャムにしています。つくり方は同じですが、注意することは甘すぎるのでレモンを加えることと、糖度が高いので砂糖の量を少なくすることです。特にキイチゴは甘いので、適度にレモンを搾ると良いと思います。
HOME
inserted by FC2 system