山菜
 雪解けを待ちわびて、新潟県の姫川まで山菜取りに出かけます。たくさん取れたら姫川温泉白馬荘でのんびりと疲れを癒してください。信じられないほどこんこんと湧き出る温泉につかると疲れが吹っ飛びますよ。
誰にでも採れる山菜集
行者ニンニク(撮影:間々田正夫) フ  キ(撮影:間々田正夫)
以前岩手に釣りに行ったとき、釣りをしていたらニンニク臭くて、何かと思ったら行者ニンニクでした。川の端一面にそれこそ足の踏み場も無いほどたくさんあり、葉を段ボウル一杯詰めてきましたが、車の中が臭くてひどい目にあいました。1株だけ自宅用にいただき今では何十株にもなりました。
フキは日本全国どこにでもありますが、雪がなくなったばかりの場所で、まだ光合成をしてない黄色のフキは香りが強くて苦味が少なく美味しいです。フキを大雑把に切り、軽く炒め味噌と砂糖を混ぜて再度熱を加えたフキ味噌は誰に上げても喜ばれます。

コシアブラ(撮影:間々田正夫) ヨブスマソウ(撮影:間々田正夫)
山々の木々が芽吹き始めるとタラの収穫時期となります。タラの木はトゲがあるので丈夫な手袋が必要です。苦労して取るだけあって天ぷらで食べると香りもあり美味しい。また、みじん切りにして味噌汁の具にしても結構いけます。

ウドと収穫時期は同じで味も同じ味覚を感じます。ウドより軽いのでたくさん収穫ができ、持ち帰りも楽な山菜です。出来るだけ太い物を摘むようにし、ポキっと折れるところから摘み一番上の一芽はそのまま生で食べます。それ以外は葉を捨て3cm程に切った後サッと湯通しをして味噌マヨなどお好みで食べて下さい。
葉ワサビ(撮影:間々田正夫) ミヤマメシダ(撮影:間々田正夫)
せっかく採ってきても処理の仕方がわからずがっかりしたことはありませんか?。葉ワサビは茎の部分を約70度ぐらいのお湯にさっと通し、水を切って冷蔵庫に一晩置けば出来上がり、保存も冷蔵庫におけば、本物の辛さのあるワサビが食べられます。 やや高山帯に生えるシダで若芽のときは茎にカツオブシをまぶしたような黒っぽい麟片があるのですぐにわかります。このシダは写真ぐらい(20cm程)のときポキンと折れるところから摘み取ると良い。あくも無くコゴミに似ているが歯触りもよくコゴミより美味しい。
マタタビ(撮影:間々田正夫) サルナシ(撮影:間々田正夫)
「猫にマタタビ」とはよく言ったもので、想像以上です。山に行けば必ず見つけられます。サルナシに良く似ているので慣れないと間違うかもしれませんが、サルナシと違いドングリみたいですからわかります。焼酎漬けとウメジュースに漬けてみました。疲れたときに一口飲むと嘘みたいに疲れがとれます。 マタタビと同じ時期に取れますし、場所も同じようなところにありますしてと見た目も似ていますので、慣れないと見分けずらいかもしれません。キウイの純日本産と考えてもらえば間違いありません。


シ オ デ(撮影:間々田正夫) ワ ラ ビ(撮影:間々田正夫)
山のアスパラガスと言われるくらい美味しく食べられます。茹でると青く色が変わりますので冷たい水で冷やしてください。適当な長さに切り醤油マヨで十分です。冷蔵庫で冷やすとすぐに美味しく食べられます。 まずは灰汁を抜きましょう。灰を使うのが一番ですが、スーパーにあるホウ酸で灰汁抜きができます。まず、
灰汁抜きが面倒ですが、そのまま炒めても良しシラスをを混ぜても良しとどんな料理にも合います
ウ  ド(撮影:間々田正夫) タ  ラ(撮影:間々田正夫)
下草が目立つようになりますとウドの収穫となります。 出来るだけ山の斜面にある物で根元まで掘って取るようにすると土に隠れた白い部分から取れます。 白い部部はあく抜きをせずにそのまま生でられ香りが強くとても美味しい。 その他の部分では葉は天ぷらで芯は5〜6cmの輪切りにし縦に薄く切り15分程水につけあく抜きをした後、酢味噌で食べるか油で炒めて食べます。 私は味噌に砂糖とかつおだしを併せみそ漬けにしています。 山々の木々が芽吹き始めるとタラの収穫時期となります。タラの木はトゲがあるので丈夫な手袋が必要です。苦労して取るだけあって天ぷらで食べると香りもあり美味しい。 また、みじん切りにして味噌汁の具にしても結構いけます。




ミズ(ウワバミソウ)(撮影:間々田正夫) アケビ(撮影:間々田正夫)
山に行けば何処にでもある山菜ですが、どちらかといえば川に近くか水気のある場所で見つけやすいです。葉を落として持ち帰りますが、皮が硬く剥きにくいので面倒かもしれません。私は、根元から上に向かって皮を剥きます。簡単な食べ方としては、粘り気があるのですり鉢でゴリゴリしトロトロにして食べています。 アケビには葉が5枚と3枚の2種類があるそうです。私たちが収穫するのは標高の高いところで見つけるのと写真の通りスマートではなくずんぐりしていますので、たぶんミツバアケビだと思います。実は種が面倒ですがとても甘く子供でも食べられます。できれば、苦味がありますが皮を捨てずに肉と一緒に油で炒めて食べるのもお勧めです。
やまぶどう(撮影:間々田正夫) ヤマボウシ(撮影:間々田正夫)
ヤマブドウの実は販売されているブドウと比べると一見すっぱそうに感じますが、十分に甘いです。ただし、葉が落ちていまにも落ちそうになっているブドウを食べてください。

庭木としても良く植えられていますが、6月頃に白い花を咲かせます。10月になると写真のような実をつけ、完熟すると甘くなりそのままでも食べられますが種があります。味はアケビのような感じです。果実酒がお勧めですが、レモンを加えると美味しくなります。
ヒメタケ(根曲がり筍)   
 
 姫竹や根曲がり竹と呼ばれているものはいずれも同じチシマザサ(千島笹)の若竹の事で、渓流釣りに行きたくさんあったので取ってきました。姫竹/根曲がり竹はタケノコと同じで、収穫後時間と共にどんどん風味が薄れ、アクが強くなってきます。収穫または購入したらその日のうちに調理するようにしましょう。調理は、火が通るまで茹でるだけで大丈夫です。また、揚げ物や素焼きの場合は生のまま調理しても大丈夫ですが、てんぷらの場合は必ず半割りにしてください。。  
inserted by FC2 system